2016年12月8日 (仮訳)アセラリア目における接合胞子の初報告およびカリブ海産の新種 Valle, LG. & Cafaro, MJ., 2008. First report of zygospores in Asellariales and new species from the Caribbean. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/100/1/122.short [Accessed December 8, 2016]. 【R3-03548】2016/12/08投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ プエルトリコおよびドミニカ共和国産のアセラリア目菌類を検討し、ダンゴムシとワラジムシの後腸からそれぞれ見出された2種をAsellaria dactylopus、A. jatibonicuaとして新種記載した。 後者の種から本目において初めて接合胞子を報告し、それに伴いアセラリア目の目概念を修正した。 また、ドミニカ共和国の池からOrchesellaria属の未記載種を報告した。 Puerto Rico, Mayagüez, University of Puerto Rico (新種) Asellaria dactylopus L.G. Valle & Cafaro 語源…指の足の(基部の細胞の形状から) Puerto Rico, Mayagüez, University of Puerto Rico (新種) Asellaria jatibonicua L.G. Valle & Cafaro 語源…Jatibonicu族の(プエルトリコの先住民の民族名) 【よく似た種との区別】 Asellaria armadillidii 本種と異なりヒイロワラジムシ属ではなくオカダンゴムシ属のダンゴムシを宿主とする 本種と異なりホルドファストの近位末端に突起を有する 本種より分節胞子が短い